漫画の感想

LV999の村人はファンタジーのようだけどそうじゃない

巷で話題になっていた「村人LV999」を読んだ感想です。
登場人物の設定が、王者、勇者、賢者、魔法使い、村人、モンスターとかで、さらにLV(レベル)表示やモンスターを倒すとコインが出てくる辺り、最初はゲームの冒険ファンタジーもの?くらいといった印象でした。

ところが、この世界に生まれた者は生き方を決定された役割があるという設定なのが、次第にファンタジーを超えて、私にはインドのカースト制や昔の日本の士農工商ぽい?かもと頭に過っちゃいました。

自分の生まれもった役割=身分を疑問なく受け入れている人間社会で、主人公の鏡は、世の中を豊かに発展させて、守れらるだけの役割で最弱の”村人”にも関わらずLV999の持ち主。

普通の村人なら平均10LV位なのにLV999って、どんだけ無双だよ!って話ですよね。
最弱なのに最強の村人って、まさに痛快です。

人間は与えられた役割の範囲内で人生を全うするのが常識、人類の敵”魔族”を倒すのが人類の共通認識である世界で、鏡は人類の敵である魔族の娘・アリスと出会います。
そこで彼女の願う新しい価値観にふれ、鏡は誰もが争わず共に暮らせる世界を志すことになるって話で、読み進めていくと今の社会にも通じるようなテーマでむちゃ深いんですね。

もともと「村人LV999」の最初は小説だったそうですが、人気が出てコミカライズされたのだとか。残念ながらまだWikipediaにも載っておらず。。
少しググって調べたら、原作者の星月子猫さんという方、本業はゲームプランナーだそうです。

物語でもゲーム要素が多く出てきていたので、ゲーム関係のお仕事ということで納得しました。しかも、ペンネームの名前の感じが可愛いらしかったので、てっきり女性の方かとイメージしていたら、男性の方でまた驚きでしたが。。

絵のタッチもキレイに整ってて、登場するキャラもすごく作品の世界観にマッチしてて、すぐに没頭して読めました。
今回コミックシーモアでしたが、1巻無料で読めてお得感満載!
確かに作品の評価も★4以上だったので、人気あるのはやっぱり間違いないですね。